日高自動車道新冠町大狩部橋上部工事

本工事は、北海道の日高地方にて計画されている日高自動車道の一部です。日高自動車道は、苫小牧市と浦河町を結ぶ、延長約１２０ｋｍの高規格幹線道路であり、北海道縦貫自動車道と一体となり、主要都市である札幌市や苫小牧市と日高地域を結ぶ高速ネットワークを形成しています。去る平成３０年４月２１日には、日高門別ＩＣ～日高厚賀ＩＣまでの約１４．２ｋｍが開通しました。当現場は、その先の日高厚賀ＩＣ～新冠ＩＣ間に位置しており、やじろべえのように、橋脚上から左右にバランスを取りながら、地上からの支え無しで移動作業車(ワーゲン)と呼ばれる作業車を用いて、順次張出していく「張出し架設工法」を採用しています。

加藤　高 現場代理人
（長野県松本市出身）

大狩部橋は、11月7日の竣工日を迎え、無事、無事故で完了することができました。平成30年3月に現場は着手しました。昨年の地震による中断もありましたが、約1年半で完成したことになります。この夏には、新冠町内の小中学校の合計350名を超える先生、生徒達にも現場を見学して頂き、私たちにとっても良い思い出になりました。
また、地元の方々には、お世話になりました。
橋は町のランドマークになる構造物です。学生の皆さんは、是非、構造エンジニアを目指してください！
今までお読み頂き、ありがとうございました！

佐々木　良太
（東京都多摩市出身）

越川　拓
（東京都出身）

森　佳樹
（福岡県福岡市出身）

吉野　聖虎
（群馬県出身）