28災補橋 第2号 中央線陸橋災害復旧工事(平成28年熊本地震の災害復旧)
■発注者 | 熊本県宇土市 |
■工事場所 | 熊本県宇土市境目町地内 |
■工 期 | 平成28年6月22日~8月31日 |
■工事概要 | P7橋脚、P2橋脚補修工 橋面補修 |
■工事担当 | 福岡支店 中央線陸橋災害復旧工事作業所 |

特徴
本工事は、平成28年4月に起きた熊本地方の大地震により被災した宇土市中央線陸橋のP2橋脚の補修工事です。中でもP7橋脚は損傷がひどく、コンクリートが剥離するなどの被害を受けました。P7橋脚については不良なコンクリートをはつり出し、ひび割れ注入後、鋼板巻立て工により補修し、P2橋脚についてはひび割れ注入(低圧注入工法)により補修を行いました。
コメント
中央線陸橋は宇土市の主要道路で、交通量も多く、工事中もたくさんの方から「いつ通行できるようになるのか」と聞かれるほど市民にとって重要な通勤通学路だと言えます。8月23日からは宇土市のお祭りが開催されると決まったため、早期に開通させる必要がありました。震度4程度の余震もある中、橋梁の動態観測を行いながらの施工は厳しいものでしたが、なんとか予定通り開通させることができました。